top of page

フェアトレードで身近な国際協力

「フェアトレード」という言葉をご存知ですか? 直訳すれば、公正貿易ですが、世界の南北間にある経済格差問題の解決を目指す世界的な貿易活動のことを指します。

第3世界ショップは1986年に日本でこの活動を始め、現在、世界23カ国42団体とつながりをもち、ただ物を買うだけの関係にとどまらない協働の関係を築いています。

その活動を支えるのは次の三つのキーワードです。 自立:個人、組織、地域として誰かに依存したり支配されることなく、自由を尊重しつつ協力できる関係を大切にする。 協同:自立した事業運営と地域つくりをサポートするため、技術、教育、医療、女性などをテーマにした協同プログラムを実施する。 共生:商業的な利益の追求を事業の目的とせず、生活環境や自然環境と調和する共生の原理に基づいて、協働する生産者と長期的に安定した関係を維持する。

“身近な国際協力”として、あしたやとはらっぱでも第3世界ショップのものを扱ってきました。インドの山羊皮製品、スリランカのカレーの壺、台湾の烏龍茶等々、みなさまにおなじみの人気商品もたくさんあります。

今回の展示販売会はふだんなかなか店に並べられないもの‐‐‐アフリカンバッグ、バティックパッチワークバッグ、Tシャツ、アクセサリー、ハンドメイドペーパー等、新しい商品も含めご紹介いたします。

各国からやってきた、たくさんの思いが込められている、ぬくもりのある商品をぜひ手にとっていただきたい、と思っています。どうぞ、みなさまお出かけください。

 

第3世界ショップによるフェアトレード製品展示販売会 2004年5月8日(土)10時半~6時半 あしたや店頭

関連記事

すべて表示

梅が咲き、少し暖かくなって、春の気配を感じます。 私たちも生産者から柑橘といちごが届くともうすぐ春だな~と感じます。みなさんに旬のものをたくさん食べてもらえたら……と思っています。 自然と向き合いながら、こだわりの生産者より、今季もたくさんのくだものが届いています。今世の中たくさんの種類が出回っています。新しい名前が続々を登場し、覚えきれないほどです。 あしたやに届くくだものは毎年味も濃く、美味し

新しい年を迎えます。 2022年は皆さまにとってどのような一年でしたでしょうか。 新型コロナウイルス感染症は感染者数の波を繰り返し、収束しないままで3年が経ちました。 世界的にみれば2月にウクライナ侵攻を目の当たりにして、戦争の無残さを見せつけられた年でも ありました。厳冬期になった今日まで平和に至る道筋が未だに見えない状況が続いています。 今年の漢字は「戦」になってしまいましたが、一日も早い争い

bottom of page