top of page

「あしたや」「はらっぱ」の野菜

入梅してから真夏のような日が続き、紫陽花にも気の毒なようです。

6月のリニューアルオープンの際には多くの皆様に来ていただきありがとうございました。店内も手すきの和紙できれいになりましたし、備品も整理したので以前より広くなったね…とお客様にお声をかけていただきます。

そして、今回のリニューアルで一番うれしかったことは、店内に大きなオープン冷蔵庫が設置できたことです。

毎年夏に向かう時期、あしたや店頭の強い日差しを避けるために、野菜などの棚をあちこち移動しながらの販売に苦慮していましたが、これからは店内の新冷蔵庫を活用することができるようになりました。特に野菜などの鮮度が大切な商品の品質保持には欠かせません。

その野菜ですが、現在「あしたや」と「はらっぱ」には、多くの生産者から入荷しています。

それぞれ特性を持った農家の方々とのつながりを活かしながら、季節ごとに品種が揃うように、また新鮮なものを扱えるようにと心がけてきました。このニュータウンの中での数少なくなった農家の方々の野菜は、朝収穫されたものがすぐ店頭に並ぶのでとても好評です。

また、少し距離は離れているものの、地場では穫れない品種などを生産している農家とも直送という形でつながっています。農法は土作りをはじめ、本当にそれぞれですが、基本的にできるだけ安全でおいしいものを扱いたいと考えています。

皆様に信頼してお求めいただくためには、私たち自身がきちんと生産物についての情報をもち、それぞれの野菜についての産地や生産者、栽培法などの内容を伝えなくてはならない、と思っています。

現在あしたやで扱っているものの中には、長年無農薬・無化学肥料での栽培努力をされて循環型営農を目指している方もいます。店頭での表示については農林水産省の定めたJAS法により有機栽培農産物についての安易な表示は規制されています。

あしたやとしても「特別栽培農産物の表示ガイドライン」に沿うなど、今後も扱う商品について情報をわかりやすく提供していくよう努力を続けます。ご不明な点はいつでもお問い合わせください。

関連記事

すべて表示

北海道留萌郡小平町にある寧楽(ねいらく)共働学舎は共同生活を送りながら豚などを飼い、自給のための米、野菜、肉製品などを生産しています。 あしたやとのつながりは20年近くになります。「共働」という言葉でつながり、今日まで変わらずに続いてきた生産者でもあります。 農を中心に置いた活動は「人工によらぬ天地自然の命に直接触れる業であり、植物、生物、動物、人間がそれぞれあるべき最もよい姿で生き続けられる生き

最近の諸物価値上がりについては多くを実感させられますね。ニュースでも値上げについての報道がない日はありません。特にスーパーの目玉商品となるなど、これまで物価の優等生と言われてきた卵ですが食材としても幅広く使われるため、値上げ、品薄の影響も大きいようです。 その原因としてはロシアとウクライナの戦争の影響で穀物大国である両国からの輸入が激減し、トウモロコシなど穀物を原材料に含む鶏の配合飼料が高騰したこ

今年も桜が咲き始め、春到来となりました。 新型コロナ感染症も3年目となり、少しづつ緩和されてきています。皆さまにはどのようにお過ご しでしょうか。「卒業」をされて新たな門出を迎えている方もいるのではないでしょうか。 先日、長くあしたやに野菜を納品してくれていた茨城の鈴木農園からお便りが届きました。 「農業を卒業します。自家用の野菜くらいは続けたいとも、野菜が環境の変化でどうなるのかも見てみたいとも

bottom of page