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ウガンダ・アチョリ人のクラフトビーズ

みなさんウガンダという国がどこにあるかご存知ですか?

ウガンダは広いアフリカ大陸の東側、コンゴとケニアに挟まれたちいさな国です。 これまで20年間、北部ウガンダでは内戦が続き、その地域に暮らすアチョリ人は国内避難民となり厳しい生活をせまられています。彼らは生活のため、わずかな収入にしかならない、危険な砕石の日雇労働を強いられています。

そんな中で生まれたのが、女性たちによる再生紙を使ったクラフトビーズのアクセサリーです。 多摩アフリカセンターは現地価格の3倍で購入し、お金を受け取った女性グループはビーズ価格の半額は作成者本人に支払い、残りの半額はマイクロ・ファイナンス(低所得者向け小規模金融)といって、仲間でお金をプールし、希望するメンバーに貸し付けています。

貸し付けられたお金は女性たちの小規模ビジネス(家の前での野菜の販売など)の原資として利用されたり、子どもの学費にも使われているそうです。 多摩アフリカセンターは以上のような支援のほかに、日本ではあまり知られていないアフリカの文化芸術等を広めるための活動をおこなっている市民団体です。今回はアクセサリーのほかに、サイザルバッグも入りました。 ひとつひとつていねいに作られた軽くてカラフルなビーズアクセサリー、自然の風合いがすてきなサイザルバッグ、きっとアフリカのあたたかなぬくもりを感じることができると思います。どうぞ、ぜひ手にとってごらんください。

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