東毛酪農「みんなの牛乳」の物語

「あしたや」「はらっぱ」では他のお店にない商品を多く扱っています。それぞれの商品にはここにたどり着くまでの物語があります。東毛酪農の低温殺菌「みんなの牛乳」にも長い歴史があります。


今から40年近く前には消費者活動も活発でした。その当時、小寺ときさんという方がドイツで5人の子供たちを育てていました。子供たちは牛乳が大好きで毎日たくさん飲んでいたそうです。ところが日本に帰国してから子供たちが日本の牛乳を同じように飲めなかった。飲むと体調が悪くなりアレルギーも出たことから、ドイツの牛乳と日本の牛乳についての勉強会を始めました。それが「みんなの牛乳勉強会」です。その中で日本の牛乳の作り方に大きな問題があることがわかりました。


大きな違いは殺菌温度 <有害な菌だけを殺菌し有用な菌は残す>

日本の牛乳の多くは超高温120℃~130℃で2~3秒で殺菌されています。

「みんなの牛乳勉強会」では、ヨーロッパで多くつくられていた低温殺菌62℃~65℃で30分という方法で有害菌は死滅させ、体に良い有用菌は残す美味しくて安全な牛乳を作りたい、と探して出会ったのが、健康な牛を飼う努力をしていた群馬県の東毛酪農でした。それが今スーパーでも見かけることができるようになった低温殺菌牛乳の始まりでした。


脂肪球をそのままに <ノンホモジナイズド牛乳>

多くの牛乳は脂肪球を細かくすり潰し(ホモジナイズ)て混ぜ込みますが、「みんなの牛乳」では自然なままの脂肪を残しているので、生クリームが浮く状態になります。自然乳そのままなのです。

そのように生まれた「みんなの牛乳」は多摩市で共同購入のグループが出来て、その中の一ヶ所が「あしたや」になったのです。20年前のことです。消費者・酪農家・製造者のみんなで作り上げてきたから「みんなの牛乳」なのです。

貴重な低温殺菌牛乳で本物の美味しさと、その歴史を思っていただければ嬉しいです。


東毛酪農の低温殺菌「みんなの牛乳」

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