top of page

本物の牛乳? それはどんな牛乳でしょう?

「あしたや」「はらっぱ」ではできるだけ体に良い商品を揃えたいと考えています。

あしたやが始まってからずっと扱っているのが東毛酪農業協同組合の「みんなの牛乳」です。

これは消費者と組合、そして生産者が力を合わせて作り上げた搾りたての生乳に近い本物の味がする牛乳です。飲み口は濃厚なのに、後味はすっきり、嫌な臭いもなくお腹にも優しいのです。その秘密は原料である生乳の品質と殺菌温度にあります。

今から27年前、東京の消費者グループの代表の方からの「ドイツから帰国して以来子供たちが牛乳を飲めなくなった…。何とか搾ったままの生乳の良さを生かした安全な低温殺菌牛乳を作ってほしい」という要望に応え、低温殺菌牛乳の開発をしてきました。

その先駆けとなる活動の結果、今ではスーパーにも当たり前に置かれるようになりました。これがあしたやに届く「みんなの牛乳」です。

今の日本では120~130℃2秒加熱した超高温殺菌が主流ですが、この殺菌法だと乳酸菌などの有用菌も死滅してしまいます。

これに対し有害な菌だけ殺菌し体にとって有効な状態を残した、より自然に近い状態で飲めるのが低温殺菌牛乳です。低温殺菌にも温度や時間の種類もありますが、東毛酪農では一番自然に近いとされる63℃30分の殺菌法です。

健康な牛から搾られる菌数も少ない原乳があってこそできる処理法です。また脂肪球をすり潰さないノンホモジナイズドも実現しました。本物の牛乳と言われるゆえんです。ぜひこれからも引き続きお飲みください。

最近、酪農家が減少したことで原乳の調達が難しくなり、緊急でバターを輸入する動きが報道されていますが、東毛酪農でも原料不足で厳しい状態となっています。全酪バターの製造を中止せざるを得ないと連絡がありました。在庫も少なくご迷惑をおかけします。

また、ずっと据え置いてきた牛乳も値上げをせざるを得ない、とのことで、あしたやでも一部値上げさせていただきます。大変申し訳ありませんが、どうぞご了承ください。

 

みんなの牛乳 1ℓパック・720mℓ瓶 定価380円(税込410円)        200mℓ(白・コーヒー)税込135円(据え置き価格)

ヨーグルト 500mℓ 281円

ドリンクヨーグルト 195円

関連記事

すべて表示

北海道留萌郡小平町にある寧楽(ねいらく)共働学舎は共同生活を送りながら豚などを飼い、自給のための米、野菜、肉製品などを生産しています。 あしたやとのつながりは20年近くになります。「共働」という言葉でつながり、今日まで変わらずに続いてきた生産者でもあります。 農を中心に置いた活動は「人工によらぬ天地自然の命に直接触れる業であり、植物、生物、動物、人間がそれぞれあるべき最もよい姿で生き続けられる生き

最近の諸物価値上がりについては多くを実感させられますね。ニュースでも値上げについての報道がない日はありません。特にスーパーの目玉商品となるなど、これまで物価の優等生と言われてきた卵ですが食材としても幅広く使われるため、値上げ、品薄の影響も大きいようです。 その原因としてはロシアとウクライナの戦争の影響で穀物大国である両国からの輸入が激減し、トウモロコシなど穀物を原材料に含む鶏の配合飼料が高騰したこ

早くも今年最後の月となります。 新型コロナ感染症やインフルエンザの拡大も懸念される年末を迎えますが、皆さまにはどのような1年でしたでしょうか。不安や心配なことが多い日々ですが、このような時期こそ心身の健康を保つために基本的な暮らしを大切にする必要性があるのでしょう。 ひと昔前のように家族そろって新しい年の準備をすることは少なくなったと思いますが、新年を迎えることはちょっと気持ちが改まる気もしますね

bottom of page